ゲームマーケットにサークル参加した備忘録

知人の手伝いでゲームマーケットにサークル参加した。ボードゲームのコミケがあるということ自体、今回初めて知った程度の知識であったが、ゲームの一部デザイン協力と、当日の設営協力を行った。

結果

ゲームリザルト的に言うなら、失敗だろう。判定はD。要は売れなかったと言うこと。
正確な数は聞いていないが、30前後だったそうだ。総数2、300前後に対して。

考察

調べたところ30前後はよくある数字のようである。全体の約3割が50以下ということなので、サークルとして初参加(発起人が)ということを考えれば、妥当である。
ただ、作成した数と、設営・運営にかけた額が大きく、赤字幅がでかいのが問題と考えている。
費用概算予想
販売価格3000 * 300 = 900,000 (200なら60万)
Tシャツ
設営道具:ミニアルミアック*2、台布*2、発砲ボード、配布用紙印刷代(説明書や宣伝用のA4)筆記具
車:自家用車、駐車場代、ガソリン代

駐車について

8時半すぎに車を停めに、駐車場を探したが、正直遅すぎた。
周りのビッグサイトの駐車スペースは満車の文字が掲げられており、近くのパーキングも、上限ありのもの軒並み埋まっていた。
空いているところといえば、上限なしの駐車スペース。大体1時間500円という、たかが止めるだけの行為にしては高額(筆者は田舎育ちであり、駐車場代といものに抵抗がある)

1時間ほどぐるぐるした後、西口突き当りの駐車場の空きスペース(駐車用にラインが引かれていない場所)に止めることができた。
ここは、表は満車の標識が掲げられていたが、わらにもすがる思いで、とりあえず中に入った形であるが、恐らく他の外に面している場所なら、同様の可能性があると思われる。
従って、満車だからといって、中を確認しないのは愚策であるということを認識させられた。

それより、次があるのなら、荷を下した直後から行動する必要がある。

設営について

8時前には到着しており、スペースの周りはほぼ人がいなかったため、車で直接机の隣まで乗り入れることができた。
車のスペースの問題で、台車を用意できなかったことを考えると、かなり助かった。
試遊テーブルと販売スペースに青い布をかけたが、有ると無いとでは、ダンチだった。
参加人数は、合計4人。(ただし、筆者は運搬のみ行い、実際の接客等は行っていない)
一人販売で、二人が試遊でという配置であった。

撤去について

まったく売れなかったため、段ボールが10箱以上あったと思う。
黒猫で配送の場合、ひと箱2000円も掛かるということで、値段に戦慄した。(聞いた話。さすがに高すぎる気もする)

売れなかった理由を考える

価格

3000円は高い。一番はこれ。ゲームのプロト版を見たとき、素人目で払っていいと思えた額は1500~2000。2500でも高い。初見の感覚なので、おそらく正しかったのだと思う。
なぜこと価格になったのかというと、ゲームの駒、カードなどのコンポーネント代が掛かっていたらしい。

内容物の付加価値、魅力

実際にほかの販売されていたゲームのなかで、個人的にほしいと思ったものは、例外なくモノとしてほしいという第一印象を持っていた。
具体的には、絵的なデザイン性、形状パッケージのデザイン性。
基本的に唯一無二のカタチをしていた。
対して、今回のゲームはカード、ボードはデザインとしては合格点と思えるものだったが(自分でデザインしたものなので自我自賛)、コマ、宝石は100均で揃うようなものであり、
それらをパッケージされて3000円という値段は、ユーザ視点からは妥当とは思えない=高いと感じる。

ゲーム性

ゲーム性はアクションゲームに近く、実際にプレイするまでは、ケガの心配をしてしまうものであった
具体的には、手でコマを早く掴むというものであり、他人との接触は避けられない。
プロト版を初参加でプレイした際、この事を指摘していた人が居たことを、今になって思い出した。
子の感想は、至極普通のものであり、実際にプレイして遊んでみない限り払しょくされるものではない。
だが、実際は購入の検討段階でのハードルとして存在しており、積極的に買おうという気を削るものであったと思われる。

パッケージデザイン

日本人受けするデザインでは無かった。
だがこちらには意図があった事を後日知った。元々、海外(ドイツ?)のゲームマーケット?で販売したいと考えていたようで、説明書段階で、英語の説明書を作成していたのは、この為だったようだ。

しかし、当日の販売にはマイナスだったように感じる。会場には、新作ゲームのみが配置されているブースがあり、今回作ったものも並んだ。しかし、目には付いているようだが、手に取られることが殆どなかった。(しばらく観察していたので、間違いない)
ハースストーンのほうが良く出来ているが、イラストが日本人受けせず、シャドウバースが人気といったような例えが分かり易いかもしれない。

ライバル商品、類似品

やっていることは同じで、うちよりオシャレなゲームが新作として販売されていた。
こちらの特徴と比較すると、「オシャレ」「インテリアとしておける」「ケガとかしなささそう」と言った点だろう。

今作の面白さは何だったのか(良かった点は)

面白いと感じいるときは、5人以上でプレイし、カードの数字が被ることが多くなったときだろう。
手もちと、捨て札から相手の手を予想し、幕行動できた時である。
どうすれば良かったかを考える

値段を下げる

これはマストだと感じる。正直3000は高い。コマと宝石にモノ的な価値を感じないため(100均感)所有欲を刺激されないからだ。
ではコストを下げる案としては、単純に『宝石の数を減らす』『コマを割安なものにする』だろうか。
(コマに関しては、代替品があるのかは不明)

素手で行わないようにする

気になっているのが、ケガを連想させる行為だ。こちらは完全にマイナスに働いている。

7個集めたら終了は遅い(中だるみする)

ポイントを7集めたら終了になっていたが、5個程度、あるいは4つでも良かった可能性はある。
代用品でできてしまう、アクションゲームに価値はあるのか?
結局のところ、トランプとコマの代わりになるものがあれば出来てしまうため、ルールに深みがなく、買わないと出来ないものでないと言う所が大きい気がしてしまう。

創り出す行為は素晴らしいし、行動力もまねしたいと思えたので、何か役に立つ可能性も考え、備考禄として残す。
参考資料

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください